About Us
プロジェクト概要
受益者について
私たちのプロジェクトは、対象となる受益者の具体的なニーズに合わせて計画されます。これまで、難民、国内避難民、帰還民、ホストコミュニティにおける女性や若者などの脆弱層のためのプロジェクトを実施してきました。また、地方政府、零細・中小企業、トレーニング機関なども支援の対象としています。
PLACED
活動の5本柱
1. テーラーメイド・アプローチ
私たちは、受益者それぞれ個別のニーズとビジネス成長に配慮した、テーラーメイド・アプローチをとっています。実施する事業は、地域ごとのビジネスのリソースや機会、求められるスキルを考慮しつつ、受益者自身の希望とマッチングするよう配慮します。
2. 社会的結束
PLaCEDのプロジェクトは社会的結束を重要視しています。国内外の避難民が抱えるニーズに応えつつ、同時にホストコミュニティにも利するようにプロジェクトを計画しています。紛争後の地域において、避難民とホストコミュニティの雇用と生計の不安定さにより、社会不安や分断がうまれることを回避するためです。
3. 起業家精神と技術力の養成
UNIDOは短期間の起業家研修や技術訓練を行います。トレーニング時間は到達すべきレベルに応じて幅が設けられ、起業家研修が90〜120時間、技術訓練が48〜120時間となっています。
起業家研修では、ソフトスキルやライフスキルに焦点をあて、受益者それぞれに合わせた生計の立て方とビジネスの立ち上げと運営を学びます。技術訓練の内容は、自営業と就業の両方を考慮し、受益者自身の希望と市場のニーズに合わせて決定します。
以下は実際に提供された技術訓練の例です。家庭用乳製品加工、木工、携帯電話修理、写真加工、アグリビジネス、重機操作、接客(家事、窓口対応、飲食業)、自動車整備、溶接などが実施されました。
4. 道具・機器・備品の支援
紛争後の環境下で、避難民がビジネススタートアップ資金や補助金を受けることは非常に難しいとの現実があります。この問題を解決すべく、トレーニングを受けた受益者が生計の安定化や事業に取り組みやすくなるよう、道具・機器・備品の提供も併せて行っています。
ベーシック・インカムを目的としたキャッシュ支援と組み合わせた訓練プログラムの実施についても、現在検討中です。